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クロボーズ未公開プロットとか
たみさんとの異色時代コミック「クロボーズ」ツイッターで三年半ぶりに未公開ネームを公開しました。ついでに、こちらで、さらに続き、構想していたプロットを公開させていただきます。ネタバレではあるけど、まあ、歴史の流れだから当然こうなるってとこでもあるしね。御笑覧ください。
・2巻以降の展開
本能寺で信長が暗殺され、弥助はそれを救うことが出来なかった。信長に止めを刺した男が元チャンピオンであったように見えたが、それは定かではない。煙に巻かれて倒れた弥助を救ったのは千代女だった。
信長に代わって天下を取った明智光秀は自身の信ずる天下を作り始める。その背後にはイスパニアの思惑があった。イスパニアとは、元チャンピオンの母国スペインの前身でもある。
打倒光秀に動く秀吉は、弥助に協力を求める。その見返りは信長の残したオーパーツ。この時代にあるはずのない歌の録音された小さなからくり。
秀吉の忍びとして暗躍する弥助。秀吉は山崎の戦で光秀を、賤ヶ岳の戦いで柴田勝家を、小牧長久手の戦いで徳川家康を倒し、関白として天下に君臨する。その戦いに弥助は陰ながら大きく関わり、そのたびに秘密が明かされていく。
未来から来たからくりは弥助の家族が成長し送ってきた未来からのメッセージだった。弥助と未来の絆を断ち切りたい秀吉は、それを伏せていた。関白になった秀吉は地位と引き換えに信頼できる仲間を失ったと思っていた。その中で弥助だけが信じられた。だから、未来に帰る邪魔をした。それを知った弥助は、からくりを奪うべく大阪城に潜入する。伸び放題の髪の毛はアフロヘア。石川五右衛門の髪形になっていた。
外国人を追放し、大陸進出を企む秀吉と対決する弥助。その前に現れたのは元チャンピオン、ステファン・スミス。弥助と同時に戦国にタイムスリップしたステファンは家康の下で暗躍していた。その行動は服部半蔵とダブる。
弥助VSステファン、戦国で雌雄を決する二人のボクサー。秀吉と家康の駆け引きが二人の運命を弄び、弥助の執念が歴史を捻じ曲げる。
歴史に大きな狂いが生じかけた時、時の修復力が働く。秀吉と弥助の別れ。弥助は時の彼方へと消えてしまう。
1792年、日本は寛政4年歌麿がブレイクした江戸中期頃、フランス革命でナポレオンに背いた「黒い将軍」がいたという。巌窟王の作家、アレクサンドル・デュマの父、
アレックス・デュマである。それが、再び時を渡ったヤーボ、弥助の姿に重なって…。
…以上です。いつか何らかの形で世に出せればいいなぁ。SF的なギミックとか、細部のアイディアも考えてるけど、発表する状況や、他に思いついたりで変わるかもしれないけどね。下は企画時のイメージカットです。ちょっと雰囲気違うけど、狙いはハッキリしてたなw
・2巻以降の展開
本能寺で信長が暗殺され、弥助はそれを救うことが出来なかった。信長に止めを刺した男が元チャンピオンであったように見えたが、それは定かではない。煙に巻かれて倒れた弥助を救ったのは千代女だった。
信長に代わって天下を取った明智光秀は自身の信ずる天下を作り始める。その背後にはイスパニアの思惑があった。イスパニアとは、元チャンピオンの母国スペインの前身でもある。
打倒光秀に動く秀吉は、弥助に協力を求める。その見返りは信長の残したオーパーツ。この時代にあるはずのない歌の録音された小さなからくり。
秀吉の忍びとして暗躍する弥助。秀吉は山崎の戦で光秀を、賤ヶ岳の戦いで柴田勝家を、小牧長久手の戦いで徳川家康を倒し、関白として天下に君臨する。その戦いに弥助は陰ながら大きく関わり、そのたびに秘密が明かされていく。
未来から来たからくりは弥助の家族が成長し送ってきた未来からのメッセージだった。弥助と未来の絆を断ち切りたい秀吉は、それを伏せていた。関白になった秀吉は地位と引き換えに信頼できる仲間を失ったと思っていた。その中で弥助だけが信じられた。だから、未来に帰る邪魔をした。それを知った弥助は、からくりを奪うべく大阪城に潜入する。伸び放題の髪の毛はアフロヘア。石川五右衛門の髪形になっていた。
外国人を追放し、大陸進出を企む秀吉と対決する弥助。その前に現れたのは元チャンピオン、ステファン・スミス。弥助と同時に戦国にタイムスリップしたステファンは家康の下で暗躍していた。その行動は服部半蔵とダブる。
弥助VSステファン、戦国で雌雄を決する二人のボクサー。秀吉と家康の駆け引きが二人の運命を弄び、弥助の執念が歴史を捻じ曲げる。
歴史に大きな狂いが生じかけた時、時の修復力が働く。秀吉と弥助の別れ。弥助は時の彼方へと消えてしまう。
1792年、日本は寛政4年歌麿がブレイクした江戸中期頃、フランス革命でナポレオンに背いた「黒い将軍」がいたという。巌窟王の作家、アレクサンドル・デュマの父、
アレックス・デュマである。それが、再び時を渡ったヤーボ、弥助の姿に重なって…。
…以上です。いつか何らかの形で世に出せればいいなぁ。SF的なギミックとか、細部のアイディアも考えてるけど、発表する状況や、他に思いついたりで変わるかもしれないけどね。下は企画時のイメージカットです。ちょっと雰囲気違うけど、狙いはハッキリしてたなw
ムザンエ第一巻とかなんとショーザンとか玉転師とか
時代劇三本のお知らせです。一本目は「さんばか」「クロボーズ」「ブレイガール」他のたみさんとの「ムザンエ」。久々の紙の単行本で発売されました。副題やコピーの示す通り、掲載サイトのテイストに合わせ、ちょっと振り切った内容で、万人向けではありませんが、これまでの時代物をご覧いただいた方には、あちこちに通ずる部分があるんじゃないかなぁ。
二本目は「オトギ・コレクション」「蛍の扉」の金平守人さんとの読切「なんとショーザン!」3/13発売のコミック乱TWINS4月号に掲載されます。「ブレイガール」でも登場した佐久間象山を主人公にしたコメディーで、「危機之介御免」から追いかけてる、昔見たTVドラマ「天下御免」的な雰囲気を目指した作品で、金平さんの持ち味でイメージ通りに仕上げていただきました。実は、かなり馬鹿なネタをやろうとしていた企画が先にあり、それを踏まえての本作。そこにつながるまでコツコツ進めていきたいと思ってますので、おつきあいいただければ幸いです。
三本目は有賀照人さんとの「玉転師」。こちらも昭和・平成のTV時代劇的なノリのシリーズ。着々とエピソードを重ねさせていただいています。
時代劇ではない新連載も四月にスタート予定。告知OKになり次第、近いうちに発表いたします。
二本目は「オトギ・コレクション」「蛍の扉」の金平守人さんとの読切「なんとショーザン!」3/13発売のコミック乱TWINS4月号に掲載されます。「ブレイガール」でも登場した佐久間象山を主人公にしたコメディーで、「危機之介御免」から追いかけてる、昔見たTVドラマ「天下御免」的な雰囲気を目指した作品で、金平さんの持ち味でイメージ通りに仕上げていただきました。実は、かなり馬鹿なネタをやろうとしていた企画が先にあり、それを踏まえての本作。そこにつながるまでコツコツ進めていきたいと思ってますので、おつきあいいただければ幸いです。
三本目は有賀照人さんとの「玉転師」。こちらも昭和・平成のTV時代劇的なノリのシリーズ。着々とエピソードを重ねさせていただいています。
時代劇ではない新連載も四月にスタート予定。告知OKになり次第、近いうちに発表いたします。
2022年後半とかムザンエ第一巻とか2023年のこととか
半期に一度の報告w 予定表を見ながら何をしてたか振り返ってみます。
6月は、それまでまさにホームとして活動させていただいてたホーム社Zのサイトが終わり、次の拠点探しをしていた…、といっても、サイト終了の話は春ぐらいから聞いてはいたので、既に三か月。一月から見込んでいた企画は編集さんと連絡が取れなくなり、webtoonの仕込みを三本ほど進めてました。
7/4に蛍の扉が発売され、概ね好評。ムザンエの7話、玉転師の3話とかコツコツ進めてました。
8月はZが変わったOGYAAに向けて、いくつか企画していましたが、今一つ通らず、9月には誰もが通る不幸があって喪主なんかやることになったりしてね。
ちょっと停滞気味だったところに、偉人伝一冊みたいな仕事を振っていただいて、一月半で書き上げたら、もう11月。
その間に連絡取り続けてた編集さんらから来春向けの企画にGOが出始めて、準備をしているうちに今年も終わり…。
ムザンエは第一部終了まで書かせていただき、続きがかけるかは2/27発売の単行本一巻の売れ行き次第。アプリで読む漫画だったんだけど、サイト自体が過激なうえに、さらに危ない内容だったので、ほとんど終盤まで表示されず…。表示されても肌の露出が激しい当たりは白く飛ばされてて、半分以上見えなかったりで、逆にすごいことになってました。単行本になって初めて見られるという意味では、単行本がおすすめです。でも、とても危ない内容なので大人にしかおすすめできません。あとがきで企画の変遷について少し書いてますが、ゴラクさんでしか作り得なかった内容になったなぁ。本当、作品は人との出会いで変わります。
さて来年は、「蛍の扉」の金平さんとの連載が春から開始の予定です。「蛍の扉」もこれまで書いたことないジャンルだったけど、次もまた変わったことが出来そう。でも、実は玩具企画や少年向け企画の経験がすごく活きる内容かもしれない。
不定期ながら玉転師も継続予定。ムザンエの続きは単行本次第だけど、合間に別なネタが一本出来ればいいなぁ。あとはwebtoonの企画が三、四本。うち一本は海童さんとの作品になる予定。
節目の年っちゃそうだけど、そんなの何でもこじつけられるしさ。不思議の国のアリスに出てくる「お誕生日じゃない日おめでとう」って考え方が好きなので、来年も通常進行です。
でも、多分、いい年になると思うよ。ってことで、引き続き、よろしくお願いいたします。
6月は、それまでまさにホームとして活動させていただいてたホーム社Zのサイトが終わり、次の拠点探しをしていた…、といっても、サイト終了の話は春ぐらいから聞いてはいたので、既に三か月。一月から見込んでいた企画は編集さんと連絡が取れなくなり、webtoonの仕込みを三本ほど進めてました。
7/4に蛍の扉が発売され、概ね好評。ムザンエの7話、玉転師の3話とかコツコツ進めてました。
8月はZが変わったOGYAAに向けて、いくつか企画していましたが、今一つ通らず、9月には誰もが通る不幸があって喪主なんかやることになったりしてね。
ちょっと停滞気味だったところに、偉人伝一冊みたいな仕事を振っていただいて、一月半で書き上げたら、もう11月。
その間に連絡取り続けてた編集さんらから来春向けの企画にGOが出始めて、準備をしているうちに今年も終わり…。
ムザンエは第一部終了まで書かせていただき、続きがかけるかは2/27発売の単行本一巻の売れ行き次第。アプリで読む漫画だったんだけど、サイト自体が過激なうえに、さらに危ない内容だったので、ほとんど終盤まで表示されず…。表示されても肌の露出が激しい当たりは白く飛ばされてて、半分以上見えなかったりで、逆にすごいことになってました。単行本になって初めて見られるという意味では、単行本がおすすめです。でも、とても危ない内容なので大人にしかおすすめできません。あとがきで企画の変遷について少し書いてますが、ゴラクさんでしか作り得なかった内容になったなぁ。本当、作品は人との出会いで変わります。
さて来年は、「蛍の扉」の金平さんとの連載が春から開始の予定です。「蛍の扉」もこれまで書いたことないジャンルだったけど、次もまた変わったことが出来そう。でも、実は玩具企画や少年向け企画の経験がすごく活きる内容かもしれない。
不定期ながら玉転師も継続予定。ムザンエの続きは単行本次第だけど、合間に別なネタが一本出来ればいいなぁ。あとはwebtoonの企画が三、四本。うち一本は海童さんとの作品になる予定。
節目の年っちゃそうだけど、そんなの何でもこじつけられるしさ。不思議の国のアリスに出てくる「お誕生日じゃない日おめでとう」って考え方が好きなので、来年も通常進行です。
でも、多分、いい年になると思うよ。ってことで、引き続き、よろしくお願いいたします。
ムザンエ~吉原地獄絵巻~とか玉転師とか蛍の扉とか
だいぶ御無沙汰です。オロチ&ビキニ、蛍の扉が終わる前に始まればいいなぁと思っていた連載企画、諸般の事情でずれ込んだり立ち消えたりする中、新たなネタも立ち上がったり、まだまだ混沌としてますが、とりあえず一本始まりました。
タイトルは「ムザンエ~吉原地獄絵巻~」。漫画は「クロボーズ」「ブレイガール」他のたみさん。漫画ゴラクさんで読み切りを掲載していただいた「辰女~浮世絵人情絵巻~」をパイロット版として、よりゴラクさんのテイストに振り切った禍々しく、毒々しくも、エロスとサスペンスを詰め込んだ江戸絵師物です。これまで描いたことない方向かなぁと思ってたんだけど、改めて考えてみたら、江戸物は「さんばか」で、ダークなヒロインは「花銃士」でやってるので、実はそれほど新しいことはやってないのかも。でも、まあ、色々やばそうな雰囲気が回を追うごとにエスカレートしていってるなぁ。ひどい話と思われそうですが、勢いだけじゃない何かが残るような落としどころは考えていますので、ご一読いただければ幸いです。マンガTOPというアプリで更新されますが、一話は試し読み出来ます。
https://sp.nihonbungeisha.co.jp/goraku/ebook/muzan-e/#target/page_no=1
リイド社コミック乱ツインズさんでは「舞って!セーラー服騎士」「警視総監アサミ」の有賀照人さんhttps://twitter.com/_algaとの「玉転師」第二話を掲載していただきました。
一話完結で人情と色気とアクション、昭和のテレビ時代劇的なテイストです。現在、三話目も準備中。おかげさまで少なくとも一冊分は書かせてもらえそう。昔からの有賀ファンとしては嬉しい仕事です。他にも何かやれそうな気配もあるので、さらに嬉しい。
金平守人さんとの「蛍の扉」単行本情報は来週あたりに発表されるかな。こちらのサイトに掲載されたら情報解禁です。金平さんとの次回作も着々と準備してます。
https://www.s-manga.net/newcomics/index.html?digital=1&month=next
蛍の扉やオロチ&ビキニ他、色々と掲載していただいたホーム社漫画サイトZは六月いっぱいでおしまい。既に他のサイトと統合した新サイトOGYAAAAとして。まさに生まれ変わっています。コミック化した作品はホーム社さんのサイト他で試し読み出来ますが、オトギ・コレクション、銀世界のピサミア、ハイパースーツ・ガジェッティアは見納めです。まあ、いずれ何らかの形で世に出せるよう画策はしてますけどね。http://comip.jp/z/index.html
海童さんとの企画も二本動いてます。年内には発表できるといいんだけどねぇ。
それから出版企画に縦読みの漫画、さらには編集として動いたり、やれそうなことは片っ端からやって、それらがうまくつながっていけば、面白いことになるかな。意外なことがきっかけで、思ってもいなかった物が作れたりするのは、何度も経験してるので、この混沌は楽しみです。
少しずつ人と会ったりできるようにもなり、そこでも新たな芽が出たりする。やっぱり、飲んで話すのは大きいなぁ。
今夏も暑くなりそうだけど、幸いながらやることいっぱい。次から次へと物にしてくので、おつきあいいただければ幸いです。引き続き、よろしくお願いいたします。
タイトルは「ムザンエ~吉原地獄絵巻~」。漫画は「クロボーズ」「ブレイガール」他のたみさん。漫画ゴラクさんで読み切りを掲載していただいた「辰女~浮世絵人情絵巻~」をパイロット版として、よりゴラクさんのテイストに振り切った禍々しく、毒々しくも、エロスとサスペンスを詰め込んだ江戸絵師物です。これまで描いたことない方向かなぁと思ってたんだけど、改めて考えてみたら、江戸物は「さんばか」で、ダークなヒロインは「花銃士」でやってるので、実はそれほど新しいことはやってないのかも。でも、まあ、色々やばそうな雰囲気が回を追うごとにエスカレートしていってるなぁ。ひどい話と思われそうですが、勢いだけじゃない何かが残るような落としどころは考えていますので、ご一読いただければ幸いです。マンガTOPというアプリで更新されますが、一話は試し読み出来ます。
https://sp.nihonbungeisha.co.jp/goraku/ebook/muzan-e/#target/page_no=1
リイド社コミック乱ツインズさんでは「舞って!セーラー服騎士」「警視総監アサミ」の有賀照人さんhttps://twitter.com/_algaとの「玉転師」第二話を掲載していただきました。
一話完結で人情と色気とアクション、昭和のテレビ時代劇的なテイストです。現在、三話目も準備中。おかげさまで少なくとも一冊分は書かせてもらえそう。昔からの有賀ファンとしては嬉しい仕事です。他にも何かやれそうな気配もあるので、さらに嬉しい。
金平守人さんとの「蛍の扉」単行本情報は来週あたりに発表されるかな。こちらのサイトに掲載されたら情報解禁です。金平さんとの次回作も着々と準備してます。
https://www.s-manga.net/newcomics/index.html?digital=1&month=next
蛍の扉やオロチ&ビキニ他、色々と掲載していただいたホーム社漫画サイトZは六月いっぱいでおしまい。既に他のサイトと統合した新サイトOGYAAAAとして。まさに生まれ変わっています。コミック化した作品はホーム社さんのサイト他で試し読み出来ますが、オトギ・コレクション、銀世界のピサミア、ハイパースーツ・ガジェッティアは見納めです。まあ、いずれ何らかの形で世に出せるよう画策はしてますけどね。http://comip.jp/z/index.html
海童さんとの企画も二本動いてます。年内には発表できるといいんだけどねぇ。
それから出版企画に縦読みの漫画、さらには編集として動いたり、やれそうなことは片っ端からやって、それらがうまくつながっていけば、面白いことになるかな。意外なことがきっかけで、思ってもいなかった物が作れたりするのは、何度も経験してるので、この混沌は楽しみです。
少しずつ人と会ったりできるようにもなり、そこでも新たな芽が出たりする。やっぱり、飲んで話すのは大きいなぁ。
今夏も暑くなりそうだけど、幸いながらやることいっぱい。次から次へと物にしてくので、おつきあいいただければ幸いです。引き続き、よろしくお願いいたします。
オロチ&ビキニ第四巻とか辰女とか玉転師とか蛍の扉とか
一月に続き、オロチ&ビキニ第四巻、最終巻が2/4に発売。第十三話から第十五話までの三本と、読切の炉坊伝来記が収録。
4巻も巻末付録はないので、こちらでいくつか公開させていただきます。といっても、終盤なので新規のデザインはありません。最終話に登場する式神…じゃない干支神達は、十四話のラストで登場してしまったため、海童さんが先行する形になったので、おまかせになりました。見えてなかった羊は、ちょっと細工してもらったりしました。あとがき書かなかったのは初めてか。ま、気分的に終わってないからね。
ということで、四巻のカバー案。
当初はサツキセンターでの案もありました。
同時収録の「炉坊伝来記」に関しては、こちらをご覧ください。発表時の頁です。
https://works-of-tomisawa.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=%E7%82%89%E5%9D%8A%E4%BC%9D%E6%9D%A5%E8%A8%98
全4巻これにて完結ですが、次の展開を見越して考えてたネタがたくさんあるので、何らかの形で発表できる機会を探っていきます。ご愛読ありがとうございました。
さて、二月は時代劇の読み切りが二本。
2/4には漫画ゴラクさんに、クロボーズやブレイガールを一緒に作ったたみさんとの読切「辰女~浮世絵人情絵巻」が掲載。
葛飾北斎の娘で葛飾応為という女流浮世絵師がいて、十年ほど前、さんばかとかを作り始めたあたりから扱いたかったんだけど、その後、杉浦日向子さんの百日紅がアニメ化(北斎は松重豊さん)されたり、朝井まかてさんの眩(くらら)が宮崎あおいさん主演でドラマ化(北斎は長塚京三さん)されたり、モーゲンスタン陽子さんの北斎と応為なんて決定版も出て、漫画だと大柿ロクロウさんのシノビノでの使い方が面白かったし、ゲームではfateに出てる大人気ぶり…。
で、まあ、こちらは毎度おなじみ不謹慎な変化球、でも、ちょっぴり史実やif考察にもこだわったりして、機会あるごとに企画してました。
危機之介御免的な現代風ネタ(プリクラね)を入れたり、ヴァンパイヤにしてみたり…
春画を描くサークルのメンター的にしてみたり、主役に戻したり…
で、目をとめていただけたのが、漫画ゴラクさん。この御縁は後述する「玉転師」を一緒に作ってる有賀照人さんが結んでくれたものでした。ゴラクさん向けに色々と改稿して出来上がったのが本作です。結局、応為ではなく、その姉で、より出自が不明な辰をモデルにした捏造です。応為の別名説とか色々ありますが、ちょっと変わった設定を考えていました。見た目は、そのせいなのですが、その設定は、本作の最終頁の隣で告知された「ムザンエ~吉原地獄絵巻」に流用しています。主人公は鉄、辰の本名説、実はいない説、これも様々に言われる謎の人。名前が父親から取られているので、より濃い話に出来そうかな、と。あとはゴラクさんの本領ということで、色っぽさに怖さを加えてインパクト増量し…、配信開始時にまた告知させていただきます。
そして、2/14にはコミック乱ツインズさんに、警視総監アサミや舞って!セーラー服騎士やハンサムスーツ、ハレンチ学園・ザ・カンパニー、学園カウンセリング♡スーパーヒロイン部、そしてゴラクのパラダイスシリーズの有賀照人さんとの読切「玉転師」が掲載。
ずっと一緒に仕事したくてコンタクト取っていた有賀照人さんとの初仕事です。狂歌師、介添え女、舞台美術手伝いの三人が、不遇な目にあった女子に生きる術を教えて、より高く売る、いわゆる玉転がしの、ちょっとましな奴ら。時代劇版プリティーウーマン…とまではいかないけど、まあ、そんな方向です。詳しくは、発売が近づいてから、また。
蛍の扉は2/18に最終話。物語の完結とエピローグ。オトギ・コレクションで短編連作を色々と試させてもらった金平さんに出会えて、これまで書いたことのないタイプの話が作れたんじゃないかなぁ。
こちらも配信後に、また語らせていただきます。
まずはオロチ&ビキニの4巻と漫画ゴラクの辰女、よろしくお願いいたします。
4巻も巻末付録はないので、こちらでいくつか公開させていただきます。といっても、終盤なので新規のデザインはありません。最終話に登場する式神…じゃない干支神達は、十四話のラストで登場してしまったため、海童さんが先行する形になったので、おまかせになりました。見えてなかった羊は、ちょっと細工してもらったりしました。あとがき書かなかったのは初めてか。ま、気分的に終わってないからね。
ということで、四巻のカバー案。
当初はサツキセンターでの案もありました。
同時収録の「炉坊伝来記」に関しては、こちらをご覧ください。発表時の頁です。
https://works-of-tomisawa.blog.ss-blog.jp/search/?keyword=%E7%82%89%E5%9D%8A%E4%BC%9D%E6%9D%A5%E8%A8%98
全4巻これにて完結ですが、次の展開を見越して考えてたネタがたくさんあるので、何らかの形で発表できる機会を探っていきます。ご愛読ありがとうございました。
さて、二月は時代劇の読み切りが二本。
2/4には漫画ゴラクさんに、クロボーズやブレイガールを一緒に作ったたみさんとの読切「辰女~浮世絵人情絵巻」が掲載。
葛飾北斎の娘で葛飾応為という女流浮世絵師がいて、十年ほど前、さんばかとかを作り始めたあたりから扱いたかったんだけど、その後、杉浦日向子さんの百日紅がアニメ化(北斎は松重豊さん)されたり、朝井まかてさんの眩(くらら)が宮崎あおいさん主演でドラマ化(北斎は長塚京三さん)されたり、モーゲンスタン陽子さんの北斎と応為なんて決定版も出て、漫画だと大柿ロクロウさんのシノビノでの使い方が面白かったし、ゲームではfateに出てる大人気ぶり…。
で、まあ、こちらは毎度おなじみ不謹慎な変化球、でも、ちょっぴり史実やif考察にもこだわったりして、機会あるごとに企画してました。
危機之介御免的な現代風ネタ(プリクラね)を入れたり、ヴァンパイヤにしてみたり…
春画を描くサークルのメンター的にしてみたり、主役に戻したり…
で、目をとめていただけたのが、漫画ゴラクさん。この御縁は後述する「玉転師」を一緒に作ってる有賀照人さんが結んでくれたものでした。ゴラクさん向けに色々と改稿して出来上がったのが本作です。結局、応為ではなく、その姉で、より出自が不明な辰をモデルにした捏造です。応為の別名説とか色々ありますが、ちょっと変わった設定を考えていました。見た目は、そのせいなのですが、その設定は、本作の最終頁の隣で告知された「ムザンエ~吉原地獄絵巻」に流用しています。主人公は鉄、辰の本名説、実はいない説、これも様々に言われる謎の人。名前が父親から取られているので、より濃い話に出来そうかな、と。あとはゴラクさんの本領ということで、色っぽさに怖さを加えてインパクト増量し…、配信開始時にまた告知させていただきます。
そして、2/14にはコミック乱ツインズさんに、警視総監アサミや舞って!セーラー服騎士やハンサムスーツ、ハレンチ学園・ザ・カンパニー、学園カウンセリング♡スーパーヒロイン部、そしてゴラクのパラダイスシリーズの有賀照人さんとの読切「玉転師」が掲載。
ずっと一緒に仕事したくてコンタクト取っていた有賀照人さんとの初仕事です。狂歌師、介添え女、舞台美術手伝いの三人が、不遇な目にあった女子に生きる術を教えて、より高く売る、いわゆる玉転がしの、ちょっとましな奴ら。時代劇版プリティーウーマン…とまではいかないけど、まあ、そんな方向です。詳しくは、発売が近づいてから、また。
蛍の扉は2/18に最終話。物語の完結とエピローグ。オトギ・コレクションで短編連作を色々と試させてもらった金平さんに出会えて、これまで書いたことのないタイプの話が作れたんじゃないかなぁ。
こちらも配信後に、また語らせていただきます。
まずはオロチ&ビキニの4巻と漫画ゴラクの辰女、よろしくお願いいたします。
新年の御挨拶とかオロチ&ビキニ第三巻とか
2022年、明けましておめでとうございます。昨年はお世話になりました。
今年はオロチ&ビキニ第三巻の発売からスタートです。巻末付録がなかったので、代わりに、こちらでいくつか公開させていただきます。
まずは三巻のカバー案。
続いて三巻に登場するサブキャラクターのラフ。
9話は8話までパワーバトルが続いたので少し毛色が違うのをという編集さんからのオーダーで知恵比べの回。となると、敵となる裏十二支も、どこか憎めないキャラになり、ラストのバトルまで大きく関わることに…。
10話はラストに向けて大きく展開する回。12話で完結だったのが、残る三つの強敵を二話ずつ使って全15話でということに。最初の強敵は最強の狼。対する十二支は馬、午(うま)ね。
10話からは神仏庁なる組織が現れ、そこから来たのが浅田弓弦。浅田の初デザインは、まんまモデルの人になってしまったので、ちょっと調整してもらいましたw 11話から、その相方にしてオロチの兄タケルが登場しました。
11話は神仏庁主導の大決戦。ワニの設定、最初はまんまワニでしたw
11話に登場する僧兵部隊。最初は普通の武装でしたが、雰囲気に合わせて僧兵スタイルにしてもらいました。12話でワニは真の姿を現します。
11話では強力な助っ人ブーゲン・サクライ。その助手たちのコスチュームはハワイ風に変更。そして、満を持してのオリジナルキャラ、イヅナの登場…。
第四巻の告知は集英社のコミック紹介ページが一番早そうですね。今月の中ごろには発表されるかな。
蛍の扉、1/21に9話「出発進行」、2/18に最終話「蛍の扉」が配信予定です。
その他、動きがあり次第、告知させていただきます。わりとバタバタ…。
という感じで、本年も引き続き、よろしくお願いいたします。
今年はオロチ&ビキニ第三巻の発売からスタートです。巻末付録がなかったので、代わりに、こちらでいくつか公開させていただきます。
まずは三巻のカバー案。
続いて三巻に登場するサブキャラクターのラフ。
9話は8話までパワーバトルが続いたので少し毛色が違うのをという編集さんからのオーダーで知恵比べの回。となると、敵となる裏十二支も、どこか憎めないキャラになり、ラストのバトルまで大きく関わることに…。
10話はラストに向けて大きく展開する回。12話で完結だったのが、残る三つの強敵を二話ずつ使って全15話でということに。最初の強敵は最強の狼。対する十二支は馬、午(うま)ね。
10話からは神仏庁なる組織が現れ、そこから来たのが浅田弓弦。浅田の初デザインは、まんまモデルの人になってしまったので、ちょっと調整してもらいましたw 11話から、その相方にしてオロチの兄タケルが登場しました。
11話は神仏庁主導の大決戦。ワニの設定、最初はまんまワニでしたw
11話に登場する僧兵部隊。最初は普通の武装でしたが、雰囲気に合わせて僧兵スタイルにしてもらいました。12話でワニは真の姿を現します。
11話では強力な助っ人ブーゲン・サクライ。その助手たちのコスチュームはハワイ風に変更。そして、満を持してのオリジナルキャラ、イヅナの登場…。
第四巻の告知は集英社のコミック紹介ページが一番早そうですね。今月の中ごろには発表されるかな。
蛍の扉、1/21に9話「出発進行」、2/18に最終話「蛍の扉」が配信予定です。
その他、動きがあり次第、告知させていただきます。わりとバタバタ…。
という感じで、本年も引き続き、よろしくお願いいたします。
オロチ&ビキニ第三巻とか蛍の扉とか
来年に向けて動いているうちに、もう今年も残り少ない。まあ、来年なんて今年の続き。年末年始も何かしらやることのある幸せ。器用貧乏、貧乏暇なしとも言うw
とりあえず、来年は1/4にオロチ&ビキニ第三巻の発売からスタートです。表紙はサツキセンターの一巻、オロチセンターの二巻と来て、三巻はビキニセンターになりました。
https://www.s-manga.net/items/contents.html?jdcn=8342X100000000123800
私は基本的にカバーデザインにはノータッチなのですが、サブキャラのカラーも見たいなぁというのを伝え、最終巻はヤヨイ、レオ、タマモにしてもらいました。本当は三巻でヤヨイら、四巻は浅田、タケル、ワラベってのも考えたんだけど、二巻でオロチセンターだったんで、三巻はビキニセンターになったんだね。二巻の時点では四巻で終了ってのは考えてなかったし、浅田らの登場も、二巻の後に決まったことだしね。なかなか難しい。
年明け、三巻の発売時には表紙ラフ案とか三巻登場のキャララフを公開しますので、お楽しみに。
蛍の扉、12/17に8話「約束」、1/21に9話「出発進行」、2/18に最終話「蛍の扉」が配信予定。別の時間軸に入ってしまった葉介、紡、周防の物語もラスト三話。二転三転しつつ、一気に話が収束していきます。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
二月には時代物の読み切りを二本、紙の雑誌で発表予定。どちらも色っぽい人情物で、ハイターゲットな感じです。
企画進行中の4タイトルは春には発表できるだろうか…。
という感じで、また来年、来月、再来週。
引き続き、よろしくお願いいたします。
とりあえず、来年は1/4にオロチ&ビキニ第三巻の発売からスタートです。表紙はサツキセンターの一巻、オロチセンターの二巻と来て、三巻はビキニセンターになりました。
https://www.s-manga.net/items/contents.html?jdcn=8342X100000000123800
私は基本的にカバーデザインにはノータッチなのですが、サブキャラのカラーも見たいなぁというのを伝え、最終巻はヤヨイ、レオ、タマモにしてもらいました。本当は三巻でヤヨイら、四巻は浅田、タケル、ワラベってのも考えたんだけど、二巻でオロチセンターだったんで、三巻はビキニセンターになったんだね。二巻の時点では四巻で終了ってのは考えてなかったし、浅田らの登場も、二巻の後に決まったことだしね。なかなか難しい。
年明け、三巻の発売時には表紙ラフ案とか三巻登場のキャララフを公開しますので、お楽しみに。
蛍の扉、12/17に8話「約束」、1/21に9話「出発進行」、2/18に最終話「蛍の扉」が配信予定。別の時間軸に入ってしまった葉介、紡、周防の物語もラスト三話。二転三転しつつ、一気に話が収束していきます。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
二月には時代物の読み切りを二本、紙の雑誌で発表予定。どちらも色っぽい人情物で、ハイターゲットな感じです。
企画進行中の4タイトルは春には発表できるだろうか…。
という感じで、また来年、来月、再来週。
引き続き、よろしくお願いいたします。
オロチ&ビキニ最終回とか
007が一区切りし、ルパン三世が装いを新たにした10月。でも、まだ暑い秋…。これ、いきなり寒くなるんだろうな。
さて、おかげさまでオロチ&ビキニ、無事に最終回を配信していただきました。
http://comip.jp/Z/works/oroti/index.html
最終回は、その前の二話と全体のまとめということで、ほぼ全編バトル。人やら獣やらの大乱戦を海童さんが熱く仕上げてくれました。
陰陽大戦記がらみの仕掛けは、漫画版でヤクモのご近所さんでクラスメイトのヒトハを巫女衆の一人として描いたり、アラタマのバトルに必殺技名で式神感を出したり、大落ちで、ヒセンが符に封印されて後に式神的に召喚されそうな感じに持ってったり…。出来る限り詰め込んでみました。
寅のアラタマのバトルは、イヅナさんとセットで描写してたんだけど、辰に継ぐ寅というのをきちんとやってほしいということで断念。以下が初稿の台詞のやり取りです。
別の場所。
寅の猛攻で倒される狐。
寅「真っ向からやりあえば寅が狐に負かされる道理はない」
狐「ぬぬ…」
寅「虎王斬月岩砕破!」
狐「ぐぁあああっ!」
狐にとどめを刺そうとする寅。
声「いけません」
寅をいさめるイヅナ。
寅「狐に味方する気か?」
イヅナ「責めは負わせます。命までは取らない」
寅「勝手にしろ」
姿を消す寅。
巫女「よいのですか、イヅナ様」
イヅナ「寅は辰に継ぐ十二支の強者。気ままなのは辰よりも上かも」
近くで戦っている猫とネズミ。
巫女「大きな猫ですものね」
…なんてね。この巫女がヒトハのつもりで台詞もあったんだけどさ。あと、アラタマのデザイン、もっと式神に寄せたり、なんならまんま出せないかなぁって思ったんだけど、十四話の段階で、けっこう出てきちゃってて間に合わず…。まあ、本編にも出てたしね。ギリギリなんとかなりそうだった羊のアラタマを楓のベニマルスタイルにして台詞もちょっと合わせました。
今年の最初のあたりでは、裏十二支編の後が出来そうだったんだけど、コミックスの売れ行きが芳しくなく、当初の予定通り幕ということに…。続きの構想では、十五話のラストでイヅナさんが太白神社に戻り、後ろ姿の神主に報告。「使えそうな者達が見つかりました」「そうか。百鬼夜行が、いよいよ復活しそうだ。準備にかかるとしよう」的につなぐみたいなね。
で、十六話は、裏十二支班が状況終了ってことで解散になり、メンバーはそのまま特殊ごみ収集課に移動することに。新たな制服に、なんか変わった収集車。それもそのはず、特殊ごみというのは、捨てられた器物に何かがとりついた付喪神のことで、それが一定数を超えて集まると大惨事が起こる。以前、それに対抗した人がいて、話を聞かせてもらえる。で、その人が話し出すのが…。
…って感じなら、うまくつながるかなぁ、と。回想編で三話ぐらい使って、関空の百鬼夜行VS五行王を描きたかった。ま、また機会を探ります。漫画原作の仕事を続けられている限り、どこからつながるか分からないからね。なので、引き続き応援いただければ幸いです。
三・四巻は年明けに連続して出るかな。今、海童さんがカバーラフ描いてるところです。それまで出来るだけ宣伝して、次につながれば何より。
海童さんとの次回作、来年スタートに向けて動き始めてます。発表できることが出来次第、それからコミックス関連の情報もこちらにて。
現在、連載中の作品は「蛍の扉」一本になってしまいました。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
第六話で話が大きく動き、七話、八話と盛り上がり、九話で落ち着き、十話でエピローグ的な流れになる予定です。こちらも来年一月の配信が最終話。金平さんとの次回作もコツコツ作ってます。
さらに「クロボーズ」「プレイガール」のたみさんとの作品も進行中。満を持しての江戸物で、これまで出来なかった色っぽさと不気味さを前面に押し出した作品に出来そうです。年内に発表できるといいなぁ。
もう一つ、けっこう大掛かりなネタのキャラデザが進行中。一話はとりあえず出来てて、順次、作業しています。これはちょっとぶっ飛んだ時代物になる予定w
あと二つ三つ検案のタイトルや企画がありますが、まだ混沌としたところ。閃きが降ってくるのを待ってます。ふとした時に来るのよね。
さて、おかげさまでオロチ&ビキニ、無事に最終回を配信していただきました。
http://comip.jp/Z/works/oroti/index.html
最終回は、その前の二話と全体のまとめということで、ほぼ全編バトル。人やら獣やらの大乱戦を海童さんが熱く仕上げてくれました。
陰陽大戦記がらみの仕掛けは、漫画版でヤクモのご近所さんでクラスメイトのヒトハを巫女衆の一人として描いたり、アラタマのバトルに必殺技名で式神感を出したり、大落ちで、ヒセンが符に封印されて後に式神的に召喚されそうな感じに持ってったり…。出来る限り詰め込んでみました。
寅のアラタマのバトルは、イヅナさんとセットで描写してたんだけど、辰に継ぐ寅というのをきちんとやってほしいということで断念。以下が初稿の台詞のやり取りです。
別の場所。
寅の猛攻で倒される狐。
寅「真っ向からやりあえば寅が狐に負かされる道理はない」
狐「ぬぬ…」
寅「虎王斬月岩砕破!」
狐「ぐぁあああっ!」
狐にとどめを刺そうとする寅。
声「いけません」
寅をいさめるイヅナ。
寅「狐に味方する気か?」
イヅナ「責めは負わせます。命までは取らない」
寅「勝手にしろ」
姿を消す寅。
巫女「よいのですか、イヅナ様」
イヅナ「寅は辰に継ぐ十二支の強者。気ままなのは辰よりも上かも」
近くで戦っている猫とネズミ。
巫女「大きな猫ですものね」
…なんてね。この巫女がヒトハのつもりで台詞もあったんだけどさ。あと、アラタマのデザイン、もっと式神に寄せたり、なんならまんま出せないかなぁって思ったんだけど、十四話の段階で、けっこう出てきちゃってて間に合わず…。まあ、本編にも出てたしね。ギリギリなんとかなりそうだった羊のアラタマを楓のベニマルスタイルにして台詞もちょっと合わせました。
今年の最初のあたりでは、裏十二支編の後が出来そうだったんだけど、コミックスの売れ行きが芳しくなく、当初の予定通り幕ということに…。続きの構想では、十五話のラストでイヅナさんが太白神社に戻り、後ろ姿の神主に報告。「使えそうな者達が見つかりました」「そうか。百鬼夜行が、いよいよ復活しそうだ。準備にかかるとしよう」的につなぐみたいなね。
で、十六話は、裏十二支班が状況終了ってことで解散になり、メンバーはそのまま特殊ごみ収集課に移動することに。新たな制服に、なんか変わった収集車。それもそのはず、特殊ごみというのは、捨てられた器物に何かがとりついた付喪神のことで、それが一定数を超えて集まると大惨事が起こる。以前、それに対抗した人がいて、話を聞かせてもらえる。で、その人が話し出すのが…。
…って感じなら、うまくつながるかなぁ、と。回想編で三話ぐらい使って、関空の百鬼夜行VS五行王を描きたかった。ま、また機会を探ります。漫画原作の仕事を続けられている限り、どこからつながるか分からないからね。なので、引き続き応援いただければ幸いです。
三・四巻は年明けに連続して出るかな。今、海童さんがカバーラフ描いてるところです。それまで出来るだけ宣伝して、次につながれば何より。
海童さんとの次回作、来年スタートに向けて動き始めてます。発表できることが出来次第、それからコミックス関連の情報もこちらにて。
現在、連載中の作品は「蛍の扉」一本になってしまいました。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
第六話で話が大きく動き、七話、八話と盛り上がり、九話で落ち着き、十話でエピローグ的な流れになる予定です。こちらも来年一月の配信が最終話。金平さんとの次回作もコツコツ作ってます。
さらに「クロボーズ」「プレイガール」のたみさんとの作品も進行中。満を持しての江戸物で、これまで出来なかった色っぽさと不気味さを前面に押し出した作品に出来そうです。年内に発表できるといいなぁ。
もう一つ、けっこう大掛かりなネタのキャラデザが進行中。一話はとりあえず出来てて、順次、作業しています。これはちょっとぶっ飛んだ時代物になる予定w
あと二つ三つ検案のタイトルや企画がありますが、まだ混沌としたところ。閃きが降ってくるのを待ってます。ふとした時に来るのよね。
オロチ&ビキニ企画ネームとか蛍の扉とか
子供の頃の感覚より、夏は長く暑くなり、秋は短くなってしまってるような昨今。スーパーの品ぞろえは秋っぽくなってるけど、まだまだ体感は夏…。うかつに夏風邪なんてひいちゃうと大事になりそうだけど、マスクやら手洗いやら警戒してるせいか、ここ数年はそんなこともなく、でも、漠然とした不安はぬぐいようもなく…。ここをご覧の皆様も無事でありますよう。
さて、オロチ&ビキニ、最終15話の公開を10/1に控え、前回記載の通り、企画時のネームを掲載いたします。炉坊伝来記が読み切りになってしまい、別な企画をと言われて提出したのがオロチ&ビキニ。最初は裏十二支の設定は無く、御伽草子の化け物を退治する女神主と尼という設定でした。御伽草子はテイルノートと呼ばれ、なんとサツキは外人設定でしたw 沖名=翁とか桜南=媼の苗字は、御伽草子のイメージを引きずってます。童以外にも、天狗とか酒天とか太郎とかのメンバーも考えてたり…。ま、元ネタ、お楽しみいただければ幸いです。
14話の配信は9月いっぱいです。
http://comip.jp/Z/works/oroti/index.html
15話は現在海童さんが仕上げ中。大乱戦の回は前回以上にカロリー高い迫力の作画に仕上がりそうです。
金平さんとの蛍の扉は5話「光明」を配信中。毎回、見ごたえのある作画で、自分でも楽しみな作品にしてもらってます。
後半の脚本がふくらんでしまい、全10話になったので折り返し地点。次回、6話「取引」では、かなり大きく話が動きます。更新は9/17。お楽しみに。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
進行中の4本、2本はキャラデザから一話のネームにかかるところ。あとは一話の初稿が終えたのと、これから1話にかかるのの2本。読み切りも一本検討中。年内に何か発表できるといいなぁ。
引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、オロチ&ビキニ、最終15話の公開を10/1に控え、前回記載の通り、企画時のネームを掲載いたします。炉坊伝来記が読み切りになってしまい、別な企画をと言われて提出したのがオロチ&ビキニ。最初は裏十二支の設定は無く、御伽草子の化け物を退治する女神主と尼という設定でした。御伽草子はテイルノートと呼ばれ、なんとサツキは外人設定でしたw 沖名=翁とか桜南=媼の苗字は、御伽草子のイメージを引きずってます。童以外にも、天狗とか酒天とか太郎とかのメンバーも考えてたり…。ま、元ネタ、お楽しみいただければ幸いです。
14話の配信は9月いっぱいです。
http://comip.jp/Z/works/oroti/index.html
15話は現在海童さんが仕上げ中。大乱戦の回は前回以上にカロリー高い迫力の作画に仕上がりそうです。
金平さんとの蛍の扉は5話「光明」を配信中。毎回、見ごたえのある作画で、自分でも楽しみな作品にしてもらってます。
後半の脚本がふくらんでしまい、全10話になったので折り返し地点。次回、6話「取引」では、かなり大きく話が動きます。更新は9/17。お楽しみに。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
進行中の4本、2本はキャラデザから一話のネームにかかるところ。あとは一話の初稿が終えたのと、これから1話にかかるのの2本。読み切りも一本検討中。年内に何か発表できるといいなぁ。
引き続き、よろしくお願いいたします。
闇に踊る手全二巻とかオロチ&ビキニ第十四話とか
大変な夏になってますが、状況の好転を祈りつつ、やれることコツコツやってくしかないよね。
コミックZで田中芳樹先生の初期短編を漫画化させていただいた「闇に踊る手」が8/4ジャンプコミックスDIGITAL全二巻同時発売。1巻は栄光の手と亜里夫、2巻はエリザベートの仮面と日夏。現在、映画「キャラクター」やLINEで週刊連載中の「FAKE」で絶好調のいわや晃さんの華麗なイラストが目印です。
企画時はレオナルド危機一髪に続くアクションコメディーを想定していたんだけど、担当編集さんが代わって一話完結よりも引きの強いサスペンスに路線変更。でも、原作のテイストは守りたかったので、極力ノリを軽くしてオカルトエピソードを入れ、こんな形になりました。苦心の作、ご覧いただければ幸いです。
https://amzn.to/3zLmHx9
オロチ&ビキニは8/6に第十四話「龍/鵺」が公開。十二支最強の辰とオロチ、ビキニ、浅田が対峙するのは、裏十二支を取り込んだ鯢=鵺。窮地の彼らと共闘すべく、御道具を持ったヤヨイ、タケル、援軍を求めたサツキらが富士の樹海に急ぐが…。まあ、最後は大総力戦です。
私は次の最終話の原作を書き終え、現在、海童さんがネームを作成中。編集さんのチェックを経て絵が仕上がった後、全体の台詞を再調整して入稿してもらいます。陰陽ネタは最後まで隙を縫って入れてるよw
http://comip.jp/Z/works/oroti/index.html
近々、第一話のネーム初稿を公開します。裏十二支というモチーフを入れ込む前なので、最終回前に企画の変遷を楽しんでいただければ、と。
金平さんとの蛍の扉は4話「二人再び」を配信中。次回5話「光明」は8/20更新です。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
新作も4つほど動いてます。年内には何本か発表できるといいなぁ。引き続き、よろしくお願いいたします。
コミックZで田中芳樹先生の初期短編を漫画化させていただいた「闇に踊る手」が8/4ジャンプコミックスDIGITAL全二巻同時発売。1巻は栄光の手と亜里夫、2巻はエリザベートの仮面と日夏。現在、映画「キャラクター」やLINEで週刊連載中の「FAKE」で絶好調のいわや晃さんの華麗なイラストが目印です。
企画時はレオナルド危機一髪に続くアクションコメディーを想定していたんだけど、担当編集さんが代わって一話完結よりも引きの強いサスペンスに路線変更。でも、原作のテイストは守りたかったので、極力ノリを軽くしてオカルトエピソードを入れ、こんな形になりました。苦心の作、ご覧いただければ幸いです。
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オロチ&ビキニは8/6に第十四話「龍/鵺」が公開。十二支最強の辰とオロチ、ビキニ、浅田が対峙するのは、裏十二支を取り込んだ鯢=鵺。窮地の彼らと共闘すべく、御道具を持ったヤヨイ、タケル、援軍を求めたサツキらが富士の樹海に急ぐが…。まあ、最後は大総力戦です。
私は次の最終話の原作を書き終え、現在、海童さんがネームを作成中。編集さんのチェックを経て絵が仕上がった後、全体の台詞を再調整して入稿してもらいます。陰陽ネタは最後まで隙を縫って入れてるよw
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近々、第一話のネーム初稿を公開します。裏十二支というモチーフを入れ込む前なので、最終回前に企画の変遷を楽しんでいただければ、と。
金平さんとの蛍の扉は4話「二人再び」を配信中。次回5話「光明」は8/20更新です。
http://comip.jp/Z/works/hotaru/index.html
新作も4つほど動いてます。年内には何本か発表できるといいなぁ。引き続き、よろしくお願いいたします。
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